2014年2月13日木曜日

2014年2月11日、上棟式

さて今日は棟上げ。2月中旬とあって寒いが、天気は晴れでまずまず。今日の参加者は、不動産屋の店長と営業、設計士、電気屋さん、工務店の息子と棟梁。工務店は社長が来る予定だったが欠席。
11時開始なので10分ぐらい前に到着すべく、ご祝儀とペットボトルのお茶を持って現地へ向かう。お弁当は11時から11時半の間に、注文しておいた仕出し弁当が届くはずと思っていたら、すでに弁当屋の軽トラが到着していた。お届けの前に電話します、だったはずなんだが、まぁ遅れるよりいいか。

最初に外構関連で、東となりの家との間にある里道(りどう)。これは個人の土地ではなく、市が保有する道なのだが、地図には載っているものの実際には道として通れるものではなく、里道に面した家々がそれぞれ自分の土地のように取り込んで使っている。

東隣の家も90センチある里道の真ん中あたりにブロックを積んでいて、すでに45センチ分は専有状態。なので我が家の方も遠慮無く使わせてもらうことにする。とはいえ公式には市の土地であり、堂々と建築物を立てるのははばかられるので、花壇にしちゃうことにした。

さて、上棟式。

まずは、屋根裏に収納する棟上げのシンボルというか、そういうヤツ。不動産屋の店長が「神社で手配しときまっさぁ」といってのだが、5センチ角ぐらいで長さが70センチぐらいの角材。さきっちょには、日の丸の扇を三つ広げて円の形にしたのを取り付けて、水引で結んである。あとは設計事務所と不動産屋からお祝いのビール詰め合わせ、恵比寿とスーパードライ。

棟梁が「じゃあ、ここに施主さんに書いてもらいましょか」などと突然言われて、言われるがままにマジックで書き記す。

  • 表は、「祝上棟」と書いてその下に、フルネームで自分の名前
  • 裏は今日の日付で、「平成二十六年二月吉日」
マジックは太い方で書くそうな。昔はこれを筆と墨で書いたんだろうね。屋根裏の工事をする時に収納するらしい。何十年か後に子孫が家を解体することがあれば、その時にお目にかかることであろう。

そのあとは、清めの酒・塩・米。酒はこれも店長が準備してくれており、大関の一升瓶。米は一合分、洗って乾かしたのと、塩も同じぐらいの量を持参している。まずは、家のなか四隅に、棟梁が酒を撒いて、その後に塩と洗い米を撒いていく。その後外の土地の角の二箇所にも撒く。

続いて、参加者みんなでお酒で乾杯。店長から「まず施主さんからご挨拶を」などといきなり振られて、「完成までよろしくお願いします」とご挨拶。そののち乾杯してから今日の参加メンバーを紹介してもらって、上棟式はおしまい。

出席者は、THハウジングの店長と頼りない営業くん、工務店の棟梁、電気工事担当の人に、我が家は夫婦二人。

ご祝儀を渡すチャンスを伺っていたが、これで終了モードになってきたので、一人ずつに「よろしくお願いします」と言いつつ手渡す。棟梁が1万円、以外は5千円。予定では、お弁当とお茶をひとつずつ紙袋にいれて、そこにご祝儀を添えて渡すつもりだったが、弁当は届いたダンボールのまま置いといてくれたらいいですよ、とか言われて機を失してしまった。

ここで不動産屋の店長と設計士さんは退場、営業くんは我々をお送りするようにとの店長指示で残って待機だ。上棟式の最中も写真を撮っていたので、あとでデータ下さいねと言ったら、基礎工事からずっと写真を撮っていて、最後にCD-Rに焼いてくれるんだそうな。なるほど今風のサービスだね。引っ越し案内のはがきに、経過写真を使おうと思った。

今日のお仕事最後は、電気のコンセントやガスとかの配線を詰めること。電気屋さんの書いてきて案の図面を見ながら、棟梁にも入ってもらって、ここにはコンセントがつくのつかないのと、あれこれ検討する。各部屋のコンセント、テレビのアンテナ線、照明のスイッチ、LANの口、ガス栓を決めていく。ある程度はこちらの案も決めて持っていったので、だいたいこれで決まった。

ちょっと誤算だったのは照明の壁スイッチ、今回の設計では引き戸が多く。ドアになってるのはトイレ以外には一部屋だけ。入り口あたりの空間を有効活用できるのだが、引き戸を開ける側の壁にはスイッチが付けられない。しかも反対側の壁は収納に設計しているので、引き戸を開けた向こうにスイッチという位置取りになってしまった。リビングも壁という壁は家具の置き場に使うので、ここも照明のスイッチが遠くなる。まぁ、夜でも真の闇ってことはないので、大丈夫なんだけどね。

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